基礎演習 I 論理学

京都大学文学部の「基礎演習 I 論理学」(毎週火曜日16:30〜18:00)の授業Blogです。

CAPE レクチャー 「論理学上級」

3月14,15日に予定していた論理学上級Iは、新型肺炎の感染拡大防止の観点から、教室での講義を取りやめ、ウェブ配信のみに切り替えます。あわせて講義時間も変更し、両日とも

  • 13:00-15:00,
  • 15:30-17:30

の2コマとします。3月21,22日の論理学上級IIも同様に、ウェブ配信のみで行います。こちらは時間変更はありません。
私たちは当初より、本講義における感染拡大のリスクは小さいだろうと考え、教室講義の実施を予定してきました。しかし昨日12日、京大文学研究科より、3月16日(月)から文学研究科の教室・会議室の使用を禁止する旨の通達が出されました(期間は4月7日まで)。14,15日は形式的には使用禁止期間の開始前ではありますが、同通達の趣旨を踏まえて本講義も教室講義を取りやめることにいたしました。
直前での決定となり、参加を予定されていた方々にはご不便をおかけいたしますが、なにとぞご理解、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
矢田部俊介・大西琢朗

日時:3月14日(土)、15日(日)

  • 13:00-15:00,
  • 15:30-17:30

3月14日の中継はコチラ(15日は別urlとなりますので後でアナウンスします)
www.youtube.com

3月14日の質問はコチラへ(15日は別urlとなりますので後でアナウンスします)
zoom.us

配布資料はコチラから
www.academia.edu

  • テーマ:古典論理の推件計算と計算的内実
  • 内容:
    • 古典論理は、直観主義論理と比べ、モデルは単純であるものの、証明体系は複雑であり、その意味を与えることは難しい、そのため、本コースでは以下を紹介する
      1. 古典論理の証明論的意味論としての推件計算を紹介する。
      2. 古典論理全体に計算的な意味を与えるのは難しいため、古典論理の部分論理であるゲーデル論理について、その証明が並行計算として解釈できることを示す